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DJIのポータブル電源、1,024Whが1時間弱で満充電
2025年6月13日 12:05
DJI JAPANは、容量1,024Whの80%を37分で充電できるポータブル電源「DJI Power 1000 V2」を、6月10日に発売した。価格は143,000円だが、直販サイトでは85,800円で購入できる。
新製品は、従来の「DJI Power 1000」の強化版と位置づけられ、フル充電までの時間が56分に短縮されたほか、AC出力ポート数が2口から4口へ増設。2,600Wの連続出力に対応する。
また停電時にはUPS(無停電電源装置)モードに切り替わり、従来機の半分の速さである0.01秒以内に、接続しているデバイスへの給電を開始する。
2つ搭載するUSB Type-Cポートは、PD 3.1急速充電に対応し、それぞれ140Wの出力を実現。別売の充電ケーブルを使えば、対応のDJIドローンのバッテリーを約30分で10%から95%まで充電することも可能だ。
別売の2,048Whの拡張バッテリー「DJI Power Expansion Battery 2000」を、専用ケーブルで最大5台まで接続し、合計11,264Whの電力を供給する。
リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、最大4,000回の充電サイクルでも80%の容量を維持。10年の寿命を実現し、公式ストアで購入した場合には3年間の保証が付くほか、ユーザー登録によりさらに2年間の保証が追加される。
本体サイズは225×448×230mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約14.2kg。AC出力が100〜120V(最大電流20A)の「DYM1000V2L」と、同220〜240V(同10.9A)の「DYM1000V2H」をラインナップする。
出力2,700Wの「DJI Power 2000」を同時発売
DJI JAPANは、容量2,048Whで出力が2,700Wのポータブル電源「DJI Power 2000」を、同時発売した。価格は255,200円だが、直販サイトでは151,800円で購入できる。
本体を85分で80%まで、114分でフル充電が可能。バッテリー残量が0になる完全放電まで、2,700Wの出力を維持。電子レンジや冷蔵庫など、家庭用電化製品の99%以上を稼働させる。
4つのAC出力ポート、4つのUSB Type-Cポート、4つのUSB Type-Aポートなどを備え、多彩な機器への同時給電が可能。
容量2,048Whの別売の拡張バッテリー「Power Expansion Battery 2000」を、最大10台を接続でき、容量を22,528Whに拡張できる。
本体サイズは225×448×324mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約22kg。AC出力が100〜120V(最大電流25A)の「DYM2000L」と、同220〜240V(同13.6A)の「DYM2000H」をラインナップする。